【真実を発信447】「千葉県高齢者保健福祉計画」を策定

選挙戦の真っ最中ですが、福祉関連で重要な計画が公表されたのでお知らせします。県民の生活に関わる重要事項に選挙は関係ありません。

千葉県健康福祉部は9日、千葉県高齢者保健福祉計画を発表しました。それによると、計画の特色は基本理念として「高齢者が豊かに生き生きと、安心して暮らし続けられる地域社会の実現」をめざし、「高齢者の社会参加と健康づくりへの支援」及び「地域包括ケアの推進」の2つを基本目標として位置づけました。

この中で地域包括ケアに関しては、先の予算委員会において私も質問として取り上げましたが、引き続き重要な課題として取り組みます。一方、高齢者の活躍を支援する「健康寿命の延伸」には、私も選挙戦で訴えかけている予防医療もテーマになると思いました。主な施策の中には介護予防の文字も見られます。

なお、この計画の中に具体的な数値目標として、計画の期間(平成27年度~29年度)の3年間で、特別養護老人ホーム(広域型・密着型)27880床、介護老人保健施設16599床を基盤整備の目標数として挙げました。

千葉県では、平成37年度(2025年度)の人口を599万人、高齢者人口を180万人、うち75歳以上が108万人、高齢化率は平成22年度の21.5%から30.0%まで上昇する見込みです。本格的な超高齢社会の到来を見据え、本計画を策定しました。