【記者魂134】続・敗戦記・・ジモピーでないハンデは大きい!?

2019年5月14日

 いったん、終了した「敗戦記」だが、初出馬以来、ずっと思っていたことで書き漏らしたことがあったので、加えることにした。それは、地方選挙は地元出身者、いわゆるジモピーでないことは、大きなハンデとなりうる──ということである。

 私は市川出身ではない。東京生まれの横浜育ち。市川に住んだのは、家内が市川出身であることがきっかけだ。最初の選挙で公募に臨んだ際、面談で「奥さんの方が票を持っていそうだね」「最初、連絡を貰った時、てっきり、奥さんが立候補を決意したのかと思ったよ」──今となれば、笑い話のようだが、これらは冗談として言われた訳ではない。

 まず、ジモピーは、小学校、中学校、高校とそれぞれ、同級生が大きな支えになる。私も、選挙のたびに、同級生や勤めていた会社の同僚に手伝って貰うが、マンパワーと票で地元出身者と差が出るのは否めない。やはり、ここでは「持つべきものは友」というのがモノを言う。親戚が地元にたくさん住んでいるとなると、さらに強力な援軍となる。

 議員時代に後援会長を引き受けて頂いた方は、地元の市川学園出身。傍から見て、“学園”出身者の団結力はとても強い。その人脈で、いろいろな方を紹介して頂いた。大学のOB会などが、仕事などのシーンで役に立つケースが見受けられるが、地方選挙に関して言えば、小学校、中学校、高校などの同級生が大きなポイントになるのだ。

 かつて、維新の会では、選挙の公募を行った際、出身高校を重視し、選挙区の判断材料にしたと聞く。もともと、維新は大阪の地方議員が結成したのが出発点とあって、その話を聞いた時、本質をついていると思った。

 市川で戦い続けた私の場合、家内が地元出身者なので、それが救いになったほか、地域活動、子ども関係(PTAなど)でカバーできたものの、夫婦とも市外出身、子ども無しとなると、政党の支援を受けない場合、基礎票づくりの段階で地域活動を積極的に行わないと、選挙は厳しいものになるだろう。

 地域での活動をしっかりやったとしても、これはあくまでも個人的な感覚ながら、票の固さという意味では、同級生など“竹馬の友”に勝るものはないのではなかろうか。それに続くのが、会社の同僚や所属した団体やサークルなどの仲間──“同じ釜の飯を食べた仲間”になると考える。

 同級生がほとんどいないというハンデはありながらも、いろいろな活動を通じた仲間はたくさんいる。逆に、これら仲間に支えられての484票──そう思うと、やっぱり、私の支持は広がりを欠き、浮動票を取り込めない自分がそこにいると感じざるを得なくなる。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)