【真実を発信75】外環周辺の整備について・・・一般質問より(4)

平成27年度千葉県区間の全線開通を目指し、急ピッチで工事が進められている東京外かく環状道路、いわゆる外環です。

私の地元の市川市では、長年空き地となっていた現場に重機が行き通うようになり、外環開通が現実のものと感じられるようになって参りました。

外環は本県の発展に寄与するものと信じております。しかしながら、解決すべき問題も少なくありません。その1つに、外環が新たに通ることによって、同一町内が分断され、住民のコミュニティをどう維持するかという点を挙げることができます。

たとえば、市川市菅野では、2丁目、3丁目の地域が工事現場によって町内が二分されてしまっており、自治会の役員の方から、同じ街としての一体感をどう保つか苦労しているといったお話を聞きました。

幸い、この地域は地下化の区間のため、完成後は被せられた上ブタが緑地化され、公園のようになるとのことで、見た目の分断状態が解消されます。ただ、この緑地にしても、住民の意見が反映される形で運営されなければ、コミュニティが維持できなくなることもあるでしょう。

地元では、この緑地に防災倉庫の設置する意向があります。今回、質問に際しての勉強会で、そのことを当局に要望しましたが、好感触を得られました。この実現に向け私も取り組んでいきます。

このコミュニティ維持に関する質問に対して当局は「国や高速道路会社は、住民のコミュニティーを維持するために必要な、生活道路や自転車歩行道、さらには横断歩道や横断歩道橋の配置などについて、市や沿線地域の方々などと協議を進め、整備を行っているところ」とした上で「県としては、これらの対策が着実に進め  られるよう、国や高速道路会社に対し要請してまいりたいと考えている」との答弁がありました。

一方、外環開通後は、市川市の道路渋滞がひどくなると心配する声が地元にあります。とりわけ、交差部分が2車線の国道14号は、その代表例ではないでしょうか。現在、国道14号は拡幅に向け整備が進められていますが、これを急ぐ必要があるのは言うまでもありません。

現在、国道14号の市川拡幅事業については、市川市市川地先から新田(しんでん)地先までの延長820メートル区間について、平成19年度から4車線化の整備を進めていますが、その進捗状況は平成23年度末で4割。見た目にも順調に進んでいるとは言えません。県では今年度においても、用地取得及び支障物件の移設を鋭意行うとしています。

果たして、外環開通までに間に合うのか・・・そう感じられるため、当局に国道14号拡幅事業の完成時期を訪ねたところ、「平成27年度に外環の完成が予定されている ことから、これに合わせ整備を進めていく」との答弁でした。