【真実を発信472】幕張メッセに祈祷所を!私の”魂”が本会議場に残る・・・松戸県議の一般質問

現在、千葉県議会では9月議会の真っ最中、一般質問が行われています。昨日は、在職中に会派の同僚だった松戸たかまさ議員(維新の党、松戸市選出)が登壇。ネット録画で傍聴しましたが、いずれも以前からの改革志向の強い質問が多く、改革派と思しき議員が少ない議会で気を吐く格好となりました。

その中で、目を引いたのが幕張メッセの質問です。私も在職中に何度が取り上げ、「噂の東京マガジン」でコメントをしたこともありますが、膨大なメンテナンス費用のほか、松戸議員が取り上げたのは祈祷所の設置についてです。

現状を記すと、隣接するイオンモールに、ムスリムが礼拝する祈祷施設はあるものの、メッセにはありません。現状では、イベントの主催者が要望があった場合、臨時に対応しています。ただ、今後、東南アジアの中でムスリムが多いマレーシアやインドネシアから訪日客が増えれば、メッセに限らず大規模な集客施設に常設の祈祷する場所が必須となるでしょう。メッセは五輪・パラリンピックの会場となる点を踏まえればなおさらです。

森田知事は、祈祷スペースの充実は重要との認識を示した上で「類似施設で設置しているところもあり、要望を踏まえた上で、スペースを設置する可能性も含め検討する」と答弁。単に「検討する」だけではなく、設置の可能性に言及しただけに、県当局の前向きな姿勢を感じました。

ムスリム対応に関しては、ハラール推進をはじめ在職中の政策課題で、私が落選したことにより、政策がストップしてしまうことを心配していましたが、松戸県議が取り上げてくれたことで、引き続き県当局が取り組む可能性が出てきました。松戸議員にこの場を借りて、お礼を申し上げます。

私は身を置けなくなりましたが、政策に関して本会議場に”魂を残せた”──ネット録画を視て、そのように感じました。