【真実を発信476】今年も”赤レンガ”の見学会を実施

昨日、市川市国府台の旧千葉県血清研究所跡地にある赤レンガ建造物、通称”赤レンガ”の見学会が実施されました。主催は私もメンバーに名を連ねる「赤レンガをいかす会」です。

年に1回の赤レンガ見学会。昨年は6月に実施され、雨交じりの中で出足が不調だったものの、今年は好天となったためか、例年よりたくさん訪れ、350人以上の参加となりました。

この保存に向けて、将来は文化財へと登録を・・と昨年の本会議における一般質問、今年3月の予算委員会で質問した経緯があります。とりわけ、一般質問では、東日本大震災で屋根の部分が壊れたため、その応急措置を要望したところ、保護シートをかけて頂き、昨日の見学会でその状況を確認。写真のように、しっかりかかっていました。

これについては、正直、本当に感動ものでした。私が議会に残した足跡の一つですから・・。

さらに、昨日の見学会では、新たにレンガの刻印が発見されるなどの成果もありました。なぜか、屋内には血清研究所が閉鎖される以前、昭和の終わり頃の県議会議事録が放置・・もしかしたら、当時、旧血清研に関して議会で取り上げられたのかもしれません。

見学会終了後は、近所の千葉商大の新しい食堂で懇親会を行いました。

他方、今回の見学会に先立ち、赤レンガをいかす会では、写真に挙げた冊子を刊行。冊子というか立派な書籍で、売れ行きが好調です。

定価は500円で、赤レンガのことだけではなく、戦前まで”軍都”であった市川の歴史を知ることができる貴重な1冊とも言えます。是非、お読みになって下さい。私も行政との関わりの部分を執筆しました。

今後も赤レンガの保存活動に関わって参ります。