【真実を発信(26)】いすみ鉄道

真実を発信今日は決算特別審査委員会の5日目。総合企画と農林水産です。午前中は総合企画、先ほどまで傍聴していました。午後は、地元で公的な会合があるため、途中で抜け出しましたが、今、八ッ場ダム関連で水政課に対する質疑で盛り上がっているので、離席すること残念に思っています。

さて、総合企画では、県内鉄道事業についてカバーしています。その中で、いすみ鉄道に関する質疑が目を引きました。

いすみ鉄道は、房総半島の中央部、外房線の大原と大多喜を経由し小湊鉄道の終点である上総中野を結ぶ第3セクター。旧国鉄時代は、木原線として全国にある赤字路線の中でもワースト10の常連となる路線でした。

現在は「上下分離方式」で基盤維持に関して、県や市町が補助金を出し負担しています。年間1億円程度の赤字額を、この補助金によって黒字化。ただ、補助金は平成20年に4180万円、21年に5556万円、22年に6084万円と増加しました。

ちなみに、利用客数は、19年が48万人、20年が43万人、21年が40万人、22年が39万6000人。当局は、この減少について、足元では「今のところ回復している」と答弁していましたが、まだまだ経営に関して楽観できません。