【真実を発信440】医療対策「予防医療で元気に過ごす!」・・・2期目に向けて(9)

高齢化を背景に、医療費は年々増加の一途をたどり、財政を圧迫しています。医療の充実はもちろん必要ながら、財政への負担を軽減する施策を同時に考えなければなりません。

<1期目の実績>

千葉県の予算は、高齢化の加速を象徴するように、毎年、医療費の増額が顕著になっています。県当局も認めていることですが、これは構造的なものと言えるでしょう。

そうした中、少しでも負担を減らすために着目したのが、一部の県立病院で取り組んでいた、糖尿病患者の重症化予防の取り組みでした。糖尿病は心筋梗塞など循環器系の重篤な病気を誘発するため、その重症化を防げば、結果、健康と医療費軽減の一石二鳥に。議会で水野文也はこの取り組みを推進できる環境づくりに努めました。

<2期目に向けて>

高齢化を背景にうなぎ上りの医療費を減らす政策を考えます──と言えば、「何を考えているのだ!」と誤解されてしまいますが、病気の人が少なくなり、誰しもが健康で過ごせば、医療費が増えることはありません。その意味で予防医療が重要。1期目に続き課題として取り組みます。

県では、既にこのノウハウを蓄積しているので、それを高齢化が加速する市川においても普及させます。さらに、高齢者が安心して暮らすため、医療も巻き込んだ包括ケアも重要な政策課題になるのは言うまでもありません。

(1)病院の訓練