【真実を発信470】いすみ鉄道鳥塚社長の講演・・・水野賢一政策セミナーに出席

2015年8月24日

本日は、水野賢一参議院議員の政策セミナーに出席しました。毎回、ゲストを呼んで講演が行われますが、今回の講師は、いすみ鉄道の鳥塚亮社長です。

いすみ鉄道は、千葉県内の第3セクターで運営されている鉄道。大原と上総中野26.8㎞を結ぶ路線で、旧国鉄の赤字路線だった木原線を存続させる格好で発足しました。沿線自治体が出資しており、現在、千葉県が全体の34.2%を保有する筆頭株主であり、議会でもその経営状況について取り上げられることが少なくありません。

ひじょうに厳しい経営が続いていますが、公募で鳥塚氏が社長に就任してから、様々なアイデアで企画を打ち出し、話題を集めています。

一般的に鉄道を事業として成り立たせるためには、30~40㎞の路線で、沿線人口が10万人が必要と言われていますが、いすみ鉄道の沿線人口は、いすみ市の旧いすみ町、大多喜町を合わせて約3万人。地域の足としての運営では、とても経営が成り立ちません。そこでは、観光客の乗車を促すなどの努力が求められると言っていいでしょう。

鳥塚社長が取り組んでいるのは”ローカル線を使った活性化”。田舎には都会人が求めるものがたくさんある──その考えから、地域の財産としていすみ鉄道を位置付け、様々な施策を実行してきました。

ムーミン列車の運行、旧国鉄車両の導入、レストラン列車の運行・・地域にいると逆に地域の良さに気が付かない、都会の人が何を求めているか━━そんな視線で運営してきました。

たとえば、通常ですと、ローカル鉄道においても車両が老朽化すると、新型車両を投入するケースもありますが、そうなった途端、鉄道マニアが来なくなります。レトロであればこそ、それを目指して全国から人が集まる・・そんな時代に会えて逆行する施策を打ち出してきました。「昭和」をわざと演出することで、人が集まってくるのです。

「お客さんがどうやったら来てくれるのか?」━━その一点に尽きる訳ですが、何もないところを走るローカル線を逆にアピールすることで注目を集め、過疎地域の活性化に努めようとしているのが、現在のいすみ鉄道なのです。


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